私が思うに、

幸せな人生っていうのは、
どれだけの自身の納得感があるか?
自分に対して自分がOKが出せるかどうか?

 
で決まると思っている。 


客観的にものすごく恵まれているように見える人でも、その人自身が満足していなければ、幸せとは言えない。

例えば、元職場の外資金融では、半分ぐらいが東大卒の人たちだったんだけど、そんな東大生たちの中にも劣等感を抱えている人だっているわけよ。

「僕はただの学卒だから、やっぱり海外の名門校出た人には敵わない。」
みたいなね(;´Д`)

世の中の99%以上の東大なんておよびじゃない一般人から言わせれば、
「どんだけ嫌味なんですか?」
って感じだけど、本気で自分を卑下しちゃってる人いたからね。 


逆に言うと、はたから見たら悲惨な人生のように見えたとしても、本人が「これでいい」って納得している人は幸せなのよ。


私の友人にこんな人がいる。

旦那様はヴァイオリニスト。
一応プロオケに所属しているけど、音楽の世界ってめちゃ厳しいらしくて、月給は17万円ほど。
その月給には、交通費、楽器のメンテナンス代などが込み込みであるため、手元には10万円ぐらいしか残らない。
なんなら社会保険にも入れてもらえなければ、福利厚生もゼロ。
退職金なんかあるはずもなく。
もっと言うなら、プロオケに入るために数千万円のヴァイオリンをあちらこちらから借金して購入しているため、その返済も大変なんだそう。

オーケストラの公演の合間に、自宅で個人レッスンを開いて日銭を稼ぐものの、はっきり言って生活ができるレベルではないそうです。

だから、奥様がバリバリ働いて、家計を支えていらっしゃいます。


若い頃から専業主婦に憧れていた私にとってはかなりのアンビリーバボーな状況なんですが。


彼女はとっても幸せそうなんですよね。

なぜなら、彼女は旦那様の大ファンだから♡ 
ヴァイオリンを弾いている旦那様を客席から見つめる度に魂が震えるんだそうです♡ 

さらに、才能の塊である旦那様の子供を授かり、そんな我が子を育てられることが奇跡のように幸せなことなんだそうです。 


結局のところ、
幸せのカタチはその人の心が決める。

正解も不正解もない。

あるとすれば、その人自身が自らの人生に納得しているかどうかなのだ。 




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2015-09-17