幼い頃の私は、少女マンガの世界にどっぷりハマる、恋に恋する夢見る乙女そのもので。

少女マンガにハマった後に、今度は少年マンガにどっぷりハマった時期もあって、それで気がついたことがあるんだけど。


少女マンガと少年マンガで描かれる「愛され女子」の描かれ方(キャラクター像)って、まるで真逆なことが多いんです。


んで、思ったよね。
これこそが男心を理解できない乙女や、逆に女心が理解できない男性陣を大量生産させちゃうんだな!ってさ。 



例えばね、
少女マンガ界の愛され女子ってのは、気弱で天然でちょっと冴えない地味な女の子が、校内ナンバー1のイケメンなスーパーヒーローに突然愛されちゃう展開って多いのね。

んで、その女の子はこれまた純粋で彼一筋で、いつまでも彼を待ち続ける健気な子だったり、とことん尽くしまくっちゃう優しい女の子だったりするんだけど。


これが少年マンガになった途端、まるで違うわけよ。
多くのヒロイン(=愛され女子)は、気が強くてちょっとワガママで男を軽く振り回すタイプなんだけど、ごくごくたまーに健気さとかか弱さ、強がりなんかが見え隠れしたり。
要するにツンデレ。


思うんだけどさ。
少女マンガの展開は、非モテ女子の願望(希望)そのものなんですわ。

「地味で冴えない私だけど、校内1のスーパーアイドルに見初められて愛されまくりたい」
「母性本能まっしぐらで、そんな彼氏に尽くすアタシ、本当はイイ女、ステキ♡」
……みたいな都合のいい願望ね(笑) 

だから、そういう展開にした方が商売になる(=マンガが売れる)んじゃないかってね。
下世話な話だけど(笑) 


しかしながら、リアルの世界ではそうは問屋がおろさない。

実際に男が追い求める女はそうじゃないわけ。 

「全然思い通りにはならない女の子だけど、いつの間にか彼女のペースに巻き込まれちゃう。俺どうしたらいい?苦しいんだよ。」みたいなツンデレ女子にゾッコンLOVEになっている悩める男友達からどれだけの恋愛相談を受けたことか。。。(笑) 


男心を解き明かしたい女子は、
少年マンガや男性作家が描いた書籍のヒロイン像を参考にすべし!!!




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2015-09-17