良い子ちゃんシンドロームを患っている人ほど、

「私が我慢すれば、事が丸くおさまる」
なんて優等生的な思考でとことん自分を犠牲にして、忍耐強く生きてしまうものだけど。


私が思うに、
なんだかんだ言っても、我慢は長続きしないのよ。

我慢してるってことは、そもそも無理があるからなわけで。。。

どんだけ優等生ぶったって、我慢でコップがいっぱいになったときに、大爆発してジ・エンドするのがオチじゃない?

相手の犠牲(=我慢)によって成り立っていることは、遅かれ早かれいつか破綻します。
熟年離婚なんて、その典型例です。
妻か夫かどちらかが多大なる我慢を強いられて続く関係は結局長続きしません。 


だから、最初から我慢なんかしちゃいけないんですよ。

とはいえ、人間界で円滑に過ごそうと思ったら、時には我慢が必要なことだってあるじゃないですか?

そんなときは自分のために我慢をすることがあっても、必ず自分の中にボーダーを設けること。

「どこまで我慢するのか?」
「いつまで我慢するのか?」 

もっと言うなら(例えば)
「タバコの煙は嫌いだけど、私の前で吸わなければOK」(どこまでの我慢?)
「何月何日何時何分何秒までは耐える」(いつまでの我慢?)
と、より具体的にとことんボーダーを決めておくことも大事です。

際限ナシに我慢して相手に合わせようと頑張っちゃうから、結局我慢できなくなっちゃう。。。


1秒でも早く結婚したいと願えば願うほど、
どうしても目の前の相手を落としたいと執着すればするほど、
「どうせ私なんか〜」と自分を卑下すればするほど、

……いつのまにか自分に我慢を課してしまいがちです。


だけど、結局、人はその我慢を永遠に続けることなんてできない。

だからこそ、
1に無理な我慢はしない。
2に時に我慢することがあっても必ずボーダーを設定する。


いい人ほど、「私さえ我慢すれば〜」なんて、
自分を犠牲にして自分を押し殺して耐え忍んでしまうものだけど。。。

幸せになるためには、我慢しないで言いたいことをとことん言う力も大切なのである。
↑言い方の戦略は考えたとしてもね。


「我慢は美徳」なんかじゃないんだぜ!!!
「我慢をしない」努力こそが世界平和の礎になるはずなのだから。


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2015-09-17