「恋愛の延長線上に結婚がある」だなんてよく言うけれど、
恋と愛の間には、大きなハードルがある。


例えばそれが恋ならば、
女性らしいメイクをして、可愛らしいファッションに身を包み、ニコニコ愛嬌を振りまいてさえいれば、そんな女性に恋をする男性はたくさんいるだろう。

だけど、そんな恋心が愛に変わっていくには、それなりの試練があると思うのよ。


で、「恋される女」と「愛される女」の違いとは?

つまるところ、
相手にメリットを提供できるか否か。


恋が瞬間風速の刹那的なものならば、愛は末永く穏やかに育むもの。

だからこそ、愛には「一緒にいる意味」みたいなものが必要になってくると思うんですよ。
それをもっと下世話に言い換えるなら、一緒にいる「メリット」ね。


もちろん人によって、何にメリットを見出すのかは異なります。

それは家庭的な女性を好む男性もいれば、家事は苦手でもバリキャリ女子に萌える男性もいる。
話を聞いてもらいたい男性もいれば、キャッキャと楽しそうにおしゃべりする女の子を見ているだけで癒される…そんな聞き役男性だっている。
叱咤激励されたい男もいれば、とにかく褒めて伸ばしてもらいたい男もいる。
はっきりモノを言う女の方が楽だと言う男もいれば、キツイ女は苦手という男もいる。
……そんな違い。


恋に落ちるには理由なんかいらないけど、
別れには必ず理由がある。

別れる理由を作らないためにも、
一緒にいる理由を1つずつ積み重ねていく必要があるのよ。
それが惰性や打算や単なる情だったとしてもね。


「恋される女」に理由なんかないけど、
「愛される女」には理由があるものだ。



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2015-09-17