思い返してみれば、就職活動の自己PRや志望動機を、バイト先の師匠(現役新聞記者)に添削してもらったとき、こっぴどく叱られた叱咤激励をいただいたことは、

「『なぜの追求』が足りない」
……だった。

※学生時代、数年ほど某新聞社でインターン(バイト)をしておりました。 


師匠にかかると、それはもうウザいぐらいに「それはなぜ?」「なんで?」「どうして?」とツッコミが入るんですよヽ(´o`;

「そんなの理由なんかありませんけどーヽ(´o`;」
と、軽く逆ギレしても、

「なんで理由がないの?なんで理由がわからないの?」
なんてツッコミを入れられる始末(^^;;


当時は「ウザいな〜」「頼る相手を間違えたかな〜」「私の代わりにうまい具合にサクッと代筆してくれればいいのに!プロなんだから!(←ひどいサボり癖)」なんて思ってしまったこともありましたが、
今となってはその師匠に感謝という一言では軽過ぎるぐらいに感謝しております。


就職活動だけではなく、婚活でもなんでもかんでもこの「なぜの追求」って超大事なんですよね。


様々な価値観が錯綜し、多くの選択肢がある昨今。
幸せの指標も千差満別、人それぞれです。

でも、今は情報過多の時代。
メディアしかりSNSしかりネットしかり、ボケッとしていると、様々な情報に飲み込まれて流されてしまう。

あれやこれやが視界に入ってくると、
「あれもいいな!」「これもいいな!」と時の情報に流されて、自分の軸を見失ってしまいます。

だから、たくさんある選択肢の中から1番自分に合うもの納得できるものを自ら選ばなければならない。

そんなとき「なんで?」「どうして?」と深堀りして考えることって大事なのよ。


で、徹底的に「なぜの追求」がなされていると、いろんな角度で問題に直面したり、就活ならば面接官からの質問が多岐に及んだとしても、ブレずにまっすぐに対処できる。

まっすぐに自分の幸せに向かって全力疾走ができるもの。


婚活に関していうなら、理想の形が明確な人ほど、運命のパートナーを見つけるのが早いです。
もっと言うなら、結婚後に隣の青い芝生に惑わされて「こんなはずじゃなかった!」と嘆かずに済みます。
↑油断するとね、すぐに隣の芝生は青く見えてくるもんだから(笑)


これでもか?ってぐらいに「なぜの追求」をしていても、ときに迷うことだってあるけど。

何も考えずに暴走しては、隣の青い芝生に惑わされたり、正体不明の青い鳥を追いかけ続けていると、どんなに素敵な道を選んだとしても、いつも路頭に迷ってしまう。


「なぜの追求」とは、
幸せを見つけるために必要不可欠な過程なのだ。


そんなことをウザがられながらも、
若く未熟者な私に教えてくれた師匠に感謝してもしきれません。

大切なことは少し時間が経ってから気づくことが多い。
だから、人生って面白いのかもね。


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2015-09-17