恋はするもんじゃなくて、落ちるものだなんてよく言うけれど。

大概の恋は、
「勘違い」から始まるものなんですよ。
(注)ひろん調べ 


なんとなく「いいな!」と思い始めたら、いろいろ想像(妄想)するわけじゃない?

「きっと彼は〇〇な人に違いない!」とか、

「こないだ〇〇って言ってたのは、△△だからだろう」とか、

「誠実な人そうだな!」とか、

どちらかと言うとプラスの方向で、美化しまくっちゃったりして。


そして、いつの間にかもっと好きになっていて、
今度は恋煩いに伴い「私のこと、どう思ってるんだろう?」みたいな不安に襲われたりもして。


だけどね、残念ながらこの時点で感じている愛っていうのは、ほぼほぼ勘違いで間違いない。
結婚して3年ぐらい経ったら、あらゆる勘違いに気づき始めるから(笑)


私が思うに、
本物の愛っていうのは、この勘違いに気づいてからが勝負だと思うわけですよ。


なぜなら、
愛とは「決意」によって守られるものだから。


「この人と一生添い遂げよう」
「どんなことがあっても2人で乗り越えていこう」
そう決意することが結婚だと思うんですよね。


だから、例えば淡い恋心を抱いていた頃に彼がキラキラ王子様に見えたとして、それがただの勘違いだったと気づいたとしても、そこに愛(=決意)があるからこそ、ずっと手を繋いでいられるんです。

で、ずっと一緒にいる時間を積み重ね続けているからこそ、いつの間にかそこに穏やかな愛が生まれている。


恋人時代は、お互いに2〜3枚ぐらい猫かぶって、ついついかっこつけちゃったりもするけど、
これが何十年と続く結婚生活になったら、猫かぶり続けられないわけですよ。現実問題。

ついつい油断して、口開けたままひどい顔で居眠りもしちゃうし、だらしなく靴下をその辺にポイポイ脱ぎ捨てちゃうこともあるし、産後太りのままダイエットがままならないことだってあるわけ。
だって、人間だもの(by相田みつを)


愚かな人間の素晴らしいところは、
勘違いから始まっても、一生涯の決断ができてしまうところなのだ。

そこに愛を育むことだってできる。

そして、心に決めているからこそ、愛を守ることができる。


恋とは「勘違い」で始まって、愛とは「決意」により守られるもの♡


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2015-09-17