こないだママ友としょーもないおしゃべりしていて思い出した元同僚の話。

その名も、
パードン野郎!!!
↑と、先日、勝手につけたあだ名…だいぶ失礼(笑)

彼、とってもいいやつで仕事はできるんです。
だけど慶應出身ながら、スポーツ推薦で入学しているため、お勉強系はさっぱりでしてね。
特に英語が超絶苦手で。。。 

ある日、職場に英語で電話がかかってきたんですよ。
で、英語が超絶苦手なパードン野郎くんがとってしまったわけです。

英語でベラベラまくしたてれた彼は完全にテンパってしまい。。。
一旦会話に区切りがついて、彼の口から出たセリフは、


なんと……

「Pardon?」
 

TOEICのスコアが300点台の彼、もう一度聞き返したところで、会話が理解できるはずもありません。
それなのに、知っている単語がそれだけだったのか、なぜか「パードン?」って(;´Д`) 

で、その外国人からもう一度訳のわからない英語でまくしたてられたそうなんですが、その中で唯一の発見は「Mr.〇〇」と言う上司の名前を拾えたこと。

で、完全に頭がぶっ飛んでしまった彼がとった次の行動は、
ものすごい勢いで立ち上がって、自分が座っていたイスを倒しながら、叫ぶこと。

「〇〇さーん!!!外人から電話でーす!!!!!」

電話を保留にもせずに、彼は叫んだ(笑) 

周りが何事か?とずっこけたのは言うまでもなく。。。

それ以来彼は、
「お前は慶應商学部出身と語るな!慶應野球部出身と言え!お前の出身学部は野球部だからな!」と散々職場でからかわれておりました。


だけどね、その彼、ものすごくモテたんですよ。
女性だけではなく、上司にも先輩にも後輩にも。

そして、あっという間に出世していきました。
英語は相変わらず全くダメダメだけど。。。 


そんなパードン野郎くんを思い出してみて、思ったよ。

偏差値が高いことよりも、英語が流暢であることよりも、そつなく振る舞えるスマートさでもクレバーさでもなく。。。
大事なことは憎めない愛嬌だな、と。


そして、結婚相手にはパードン野郎くんを選ぶといいよね!てゆーか、娘にはパードン野郎くんみたいな子と結婚して欲しいよね、という話で決着(ママ友と)

常に不完全だったとしても、なんだかんだ憎めない男と結婚しとくのが1番♡

きっと笑顔の絶えない家庭となることでしょう♡


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2015-09-17