「悪口は良くない」
そんなの誰だってわかっているとは思うけど、とはいえ……
なかなかどうして悪口を言いたい衝動に駆られてしまうこともあると思うんですわ。

だって、人間だもの( by みつを)


そういう私もついつい悪口を言ってしまうこともあります(反省)
えぇまぁ、未だにちょいちょい悪口を言ってしまうこともあるわ。
未熟なもんで(;´Д`)


しかしながら、大人になって気づいたことは、
結局のところ、悪口を言うと、なんだかんだ自分に跳ね返ってくるっていう現実ですよ(((( ;゚д゚)))


なんでかと言うと……
悪口を言ってるとき、これは相手もきっと共感してもらえるだろう!という慢心のもとに悪口を叩いてしまう。
そして、きっと相手も同じ思考回路の持ち主だろう!
みんな、同じようなことを考えているだろう?と勝手に思い込んでしまうんですね。

そこがミソですよ。 


例えば、
「あの子はなんだか嫌味っぽくて感じ悪い」と言ったとしますよ。

すると、ある瞬間、また全く別の場面で気になり出すんだよ。
「今の私の発言、ちょい嫌味っぽかったかな?」なんて。

もっと言うなら、
「あの子はなんだか嫌味っぽくて感じ悪い」とか周りから思われちゃったりしてないかな?と不安になったり。


誰かに「年増のブサイクのくせに!」と悪口を言うと、
自分よりも若くて綺麗な女性に出会ったとき、あの子にとっては「私は年増のブサイク」って思われているに違いない!と勝手に凹んでしまったり。


悪口を言った時点でその悪口の内容が自分にもフォーカスされ始めるんですよ。
後からジワジワと恐ろしいほどに暗示にかかります。

そんで、壮大なブーメランとなって返ってきちゃうんですよね。


悪口が多い人は嫌われる……なんてこともよく言われており、それも事実ですけど。

それより何より、悪口が因果応報のごとく、自分に跳ね返ってくる現象の方が本当の恐ろしさだと思うのよ。


特に、誰かに悪意をぶつけてしまうと、周りもきっと自分に悪意をぶつけてくるだろう?と言う被害妄想が生じてしまったり。。。

誰かをバカにすると、また別の場所では今度は自分がバカにされるんじゃないか?と言う負の感情が生じることになります。

知らない間にそんな蟻地獄に落ちてしまったとしたら、結局、自分がとことん疲弊するだけでしょう?


とは言ってもさー。
ま、人間ですから、イラっとすることもムカつくこともありますよ。
嫉妬心から嫌味の1つでも言いたくなるときだってある。

でも、自分の負の感情に負けて発してしまった悪意は、きっと自分に跳ね返ってくるんだぜ!とわかっていれば、 誰のためでもなく自分のために、悪口を減らす方向に持っていけると思うんだよ。

私も極力余計な一言は言わないように尽力しておりますけれども、まだまだ仙人にはなりきれませんので、時折ロクでもない余計な一言を発して、結局、自分が損していることがあるような気がします。

……人生とは日々修行ですな。


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2018-10-26