私は人生で2回ほど、ブライダルチェックを受けております。

ブライダルチェックとは、主に婦人科系の健康診断。
これから妊娠したいと思ったときに、実は病気だったり、妊娠しにくい体質だったりしないかどうか?を検査するものです。


1回目は27歳のとき。
特に問題は見つからず、あっさりと検査は終わりました。
生理不順もなかったし、どこかで自信がありました。
私は大丈夫だろう、と。

そして、
2回目は32歳のとき。
今の主人と婚約したときです。
このときもどこかで自信があったんです。
27歳のとき、大丈夫だったし、何の問題もないはず、とね。
でも、結果は卵巣に10センチの腫瘍が見つかり、もしかしたら悪性の可能性もあるかもしれない。
悪性の可能性はフィフティフィフティ。。。
完全に地獄に落ちたよね。

だって、50%の確率で卵巣癌かもしれないって(TДT)

私が必死こいて再婚活をしたのは、「子供が欲しい」と思ったからなんですけど。
それが子供どころか、命すら危ないんじゃないか……と震えるしかありませんでした。 

ま、結果としては良性腫瘍で、手術で取りきってことなきを得ましたが、細胞診の結果を聞くまでは1ミリも安心できずに不穏な日々を過ごしました。。。


まさに天国と地獄を行き来した気分よ。

私の中で勝手に決めていたことがありまして。
万が一、卵巣癌なら婚約は破棄して実家に帰ろう……と、硬く決めておりました。

主人は「病気だったとしても、一緒になろう」とは言ってくれたけど、それは絶対にできないな、とね。


しかしながら、その地獄を見たからこそ、「今」があります。

生きて平穏な日常生活を送れていることだけで、それがどんなに恵まれていることなのか実感できるし。
元気な娘たちを授かったことにも、感謝しかないし。
↑時折欲を出して、健康なだけじゃなくて、賢い子になってほしいだなんて思ってもしまうけど。
もしかしたら癌かもしれない私を受け入れようとした主人の気持ちを思うと、今でも泣けてきます。


今、ある日常は当たり前じゃないんだよね。
ボケッと生きていると、当たり前になっちゃって、1ミリも感謝できないどころか、「もっと!」と欲が湧いてきてしまうんだけど(笑) 


あぁー、私は傲慢になってしまってるかもしれないな……と思ったときは、あの地獄を思い出すことにしていますよ(笑) 

そういう意味では、あの苦しかった思い出も、私の人生にとっては1ミリも無駄ではなかったな〜と思えるのよね。


2015-09-17