大昔のフランスの劇作家アルマン・サラクルーの名言

人間は判断力の欠如によって結婚し、 
忍耐力の欠如によって離婚し、 
記憶力の欠如によって再婚する。


2回ほど結婚している私、この名言が腑に落ち過ぎて、首がもげそうなほど頷きたくなるのよ(笑)

アラマン・サラクルーさんっていう人は、1899年に生まれた人なんだけど、このオッサンの名言、マジですごいわ。
近現代でも通用する名言だと思うから! 


「結婚3年目の危機」なんてことがよく語られるけど、結婚して新婚気分が落ち着いてきた頃、「こんなはずじゃなかったかも?」と、いろんなことに気づき始めてしまう人は多い。。。

そうそう。
「恋は盲目」とか「あばたもえくぼ」じゃないけど、
恋煩いっていうのは良くも悪くも人から視力(判断力)を奪うんだよね。

で、3年ぐらいが過ぎ、視力を取り戻し、現実を思い知る的な。。。 


だからこそ、2回目の結婚は今のところ失敗せずにちゃんと継続できてるんだと思うわ。

最初から3年ぐらいが過ぎたところを想定しながら、両目を開いてお相手選びをして、良くも悪くも「諦め」がついているので、今さら高望みしません(笑)

最初の結婚でとことん辛酸を嘗めたおかげで、
「ときめき」とかほざいてるのがアホくさい……と悟れたからこそ、今という現実をちゃんと受け入れられているのではないか、と(笑)


それで現実を直視し過ぎた私が思う離婚するかどうか?とは、
「耐えるか逃げるか」の選択次第だと思うんだよね。


結局のところ、誰と結婚したとしても大なり小なり摩擦は起きるし、パートナーとすれ違うこともあるし、価値観の違いに辟易することはあるでしょう。

そりゃあくまでもお相手は他人なので致し方なし。

何もかもが思い通りになる結婚なんて、あり得ないとすら思うのよ。
どこの夫婦にもそりゃいろいろあると思うよ。
ダークな一面や弱みを周りには見せないだけで。


結婚っていうのは、思い通りにならないことが確かにあるけど。。。

それに耐えてでも共に歩む道(人生)を選択するのか、
いや耐える部分があったとしても、それ以上の魅力があるからやっぱり一緒にいたいと思えるのか、

もう耐えられないから、逃げるのか。

このどちらかなんだと思うわ。


「逃げるが勝ち」って言葉もあるけど、人生には逃げた方が幸せになれることもあるよね。

でも、逃げなかったからこそ、得られるものもきっとある。


うーむ。
結婚っていうのは、すごく奥が深いよね〜。


離婚に悩んだときは、
それでも耐えるだけの価値があるのか、
それとも「逃げるが勝ち」なのか……

そんな視点で熟慮してみるのもいいかもね。


2015-09-17