「私なんて…」と思うことは誰にでもあると思う。

自分が120%完璧だと思っている人なんてほとんどいなくて、
ある種のバイオリズムで自信過剰気味になることもあれば、自信喪失する日もある。
人間なんてそんなもんだと思うんだけど。。。

時々とことん「私なんて…」と自分を卑下しまくる人がいるんだよね。
もう少し掘り下げると、自信喪失している時間の方が圧倒的に多いというかなんというか。

でも、私思うんだけど、自分を卑下している人ほど、理想が高いんですよ。


そのメカニズムを解明しておくと…… 

「〇〇な自分でありたい!」という理想が高いからこそ、
そのレベルに達していない自分に凹みまくるのよ。 


「27歳で結婚して、32歳で2人の子持ち主婦になっていたかった」 
という理想を持つ人が、32歳で婚活中だったら、「私なんて…」となってしまいます。

「モデル体型じゃないといけない」(モデル体型な私が好き)と思い込んでいるからこそ、2キロ太ったら、絶望しちゃうんです。 
そして、仕事帰りにラーメンなんて食べたら、自己嫌悪で死にそうになるんです。
私の話でいうなら、お洋服を試着して、鏡に写る自分を見て、「終わった…」という気持ちになります(笑)

「みんなから頼られる先輩でありたい」と願っているからこそ、後輩の反応がイマイチだとモヤっとしてしまうんです。 

「穏やかな母親でありたい」と思っているのに、ヒステリックに子供を叱ってしまった時の自己嫌悪もハンパない。。。 


「私なんて…」とついつい自己否定に走ってしまったときこそ、
「それ、理想が高過ぎるからじゃないの?」と自分を慰めてあげてもいいかもしれないよ。


2015-09-17