2回ほど結婚している私が切に思う結婚相手の選び方は……

今、キュン死にさせてくれる相手よりも、
50年親友でいられる相手かどうか?!

……ってこと。


はっきり言わせてもらうと、
恋愛と結婚は違うんだーーーーー!(叫)

いや、恋愛の延長線上に結婚があってもいいけど、恋愛ウキウキワクワクモードは長続きしないんだよ。
それはもう残酷なぐらいに。。。 

よもや恋多きあなたはもう悟っていると思うけどさ(笑)


どんなに大好きな人と付き合えたとしても、3年も一緒にいたら、その熱情は色褪せるし、飽きるし、萎えるし、あばたもえくぼではいられなくなるんです。
嫌な部分もしっかり見えてしまうんです。
↑恋愛中は視力を失ってしまいがちですが、時間の経過とともにいろんなことが見えるようになります。 


付き合い立てで手を繋いだだけでドギマギした感覚なんて、結婚7年目に突入した今、よもや記憶の彼方だわ(;´Д`A

長い年月を経て恋心はゼロクリアされても、それでも一緒にいたいからするものが結婚なのではないか?と思うんですよね。

最初こそ恋から始まったとしても、徐々に友情みたいな気持ちにシフトしていくんです。

そのシフトがうまくいかなかったり、薄れゆく恋愛感情に「こんなはずじゃなかった!」と恋の熱情をいつまでも追い求めてしまうと、夫婦関係は破綻します( ̄O ̄;)

↑若過ぎる夫婦が離婚に至りやすいのは、これが原因だと思う。

若過ぎて経験不足だと、なかなかそこを悟れないし、「いや、私もまだまだイケるわ!」とどこかで思ってしまうから、次に行きたくなるんでないの!?

ぶっちゃけはっちゃけ……
私、31で1回離婚してるんですけど、「離婚してやり直すなら、今が最後のチャンスかもしれない」ぐらいの感覚があったよね。

当時の私はどうしても子供が欲しいと思っていて、この人(元旦那)ではなく、別の人とやり直して、子供を望むのなら、時間的に待ったナシだな…なんてことも計算して考えてたよ。


恋のキュン死にって魔力っていうか、麻薬に近いものがあるよね。

私も若い頃はバンドマンと恋をして、どれだけキュン死にしたことか(爆笑)
普段の生活がだらしなくても、ギターを弾きながら歌う姿にすべてをもっていかれてしまう。
一応、メジャーデビューもしてるプロだったもんで、歌はあり得ないぐらい上手だったしね。
ミスチルとか歌ったら、もうすごいわけよ。
ちょっと歌が上手いレベルの人とは違うわけ。

でも、大人になったある日、生活に疲れ切った私は思ってしまったのさ。

その歌声、CDでよくない?
日々の穏やかな生活の方が大事じゃない?
いや、ミスチルのコンサートに行ってキュン死にすればよくない?なんて考え始めたりもして(爆)

彼と一緒なら、どんな苦労も乗り越えていけると信じていたけど、ある日、気がついたら苦しくなっていたのよね。


「時間よ、とまれ!」と願ってしまうほどの刹那的な恋心や、思わず触れてしまいたくなる衝動は、本能なのかもしれないけど。。。

そういうのは長続きしないのが現実だから、そこじゃないよ。
若い頃にそういう恋愛を経験しておくのは悪くないと思うけど。


50年、親友でいられる相手を選んだ方がいいよ。
キュン死によりも、その人と一緒にいる自分を好きでいられるかどうかを大事にした方がいいよ。

もしタイムマシーンがあるのなら、若過ぎた私に説教をぶちかましたいところだわ(笑)


2015-09-17