婚活をしていると、本当にどうでもいい男にもたくさん出会う。

婚活女子の悩みの代表例の1つにも、
「どうでもいい人には好かれるのに、いいなと思う人からは声がかからない。」
というものがある。

合コンや婚活パーティーでどうでもいい人とのトークほどつまらないものはない。

「時間の無駄」と感じることもあるだろうし、1つも面白くない話に付き合わされて、愛想笑いを浮かべ続けることに疲れ切ってしまうことだってあるだろう。 


しかし、私はそう悩む人にこそ伝えたい。

どうでもいい男からもモテるべし!
そのモテを踏み台にして、本物の理想の男をゲットするのだ!

なんなら、最初はどうでもいい男だと思っていたとしても、もしかしたらイイ男である可能性を秘めている。

……と。 


そうそう。
私が足繁く婚活パーティーに通っていた頃。
どうでもいい男からも◯が付くように、そしてメッセージカードがもらえるように画策していたとことんしたたかな女は私ですよ(笑)


なんだかんだ言っても、どうしたって他人様の評価が気になってしまうのよ、人間という生き物は。
んでね、他人様が良いと言っている人ほど、自分まで気になり出しちゃうことだって結構あるもんよ。


私は拙著などでも常々「他人軸で生きるな!自分の軸を持て!」と語っておりますが、そうは言っても他人様の目を全く気にしないで生きるというのはなかなか難儀なことです。

何かにつまづいたとき、人生の選択に迷ったとき、
「それは自分の軸なのか?自分らしい生き方なのか?」と振り返って考えることはあっても、そうじゃなくてあまり深く考えてない事象において、やっぱり他人が気になってしまうことは多かれ少なかれ誰しもあるはず。


ほら?
行列ができてるパンケーキ屋とかかき氷屋に自分も並びたくなっちゃうとかさ、
「これはものすごく売れていて、最後の1点です。」って言われたらつい買いたい衝動にかられるとか、

それって、結局のところ他人が良い評価をしているものが気になって、それまで大した興味がなかったものでも、自分の中での欲しい指数がググーンとアップなんてこと、日常生活においてありふれてるじゃない?

 
それはね、
婚活現場でもよく起こり得ることなんですよ。 

婚活パーティーで何気なくカップルになった相手が、実は人気ナンバー1だったと後から知ったら、何か得した気分になる(笑)
 
「みんながいい!って言ってるってことは、僕が思っている以上にステキな女性なのかも?」
と錯覚するわけ。

そんで、
「これは取り逃がしちゃいかん!」
って気持ちになることもある。

で、そういう女性はとことん丁重に扱ってもらえるわけです。


だから、私はどうでもいい男からも○をつけてもらえるようコミュニケーションをとっていたし、なんなら指名してもらえる(メッセージカード等が殺到する)ようにめちゃくちゃ努力しておりました。

内心どうでもいいと思っていても、前のめり気味に相手の話を聞くし、相手の良いところを見つけて褒めるし。

とことんあざとかった私はどうでもいい人にもさりげなく思わせぶり大作戦を決行してたもんね(笑)


男性だってさ、自分に興味なさそうな美人よりも、少しでも脈アリだと思える「そこそこいい人」にアプローチしてくるもの。 

男性にとっては絶世の美女であることよりも、「俺でもイケるかも?」と幸せな勘違いができることが100倍大事なんだから。

それでね、「そこそこいい人」だと思ってアプローチしてみたら、実はものすごい人気者だったと分かった瞬間、何らかのスイッチが入ることも多い(笑)

やっぱりとことんあざとい私はカバンの見えるところに、大量のメッセージカードを無造作にさしておいたりしてましたよ。

「私、あなたが思っている以上に人気者ですからねー!
 うかうかしてると、他の男に取られますよー!」
という裏のメッセージを込めて(笑)


それにさ、どうでもいい人だと思ってつまらない話でテキトーに時間をやり過ごすよりも、どうせならその時間を楽しんだ方がいいじゃないですか。

そこに思わぬ副産物がつくこともあるんだから、どうでもいい人からもモテまくった方がお得です。

ま、稀に婚活パーティーなどでは、
どうでもいい男に付きまとわれ過ぎて、いい男が近寄れない雰囲気になっちゃってるパターンもあるので。。。バランスは大事だと思うけど。。。


さぁ、
「いい男がいない」と嘆くあなたは、
とりあえず「どうでもいい男」にモテまくってみるべし!