若くて、全然お金がなかった頃……

お財布にも銀行口座にもシャンプーを買う数百円のお金すらなかったことがある。



なんでそんなことになっちゃったのって?


えぇまぁ、自業自得ですよ(笑)

お金がないくせに、海外へ羽ばたいたからです。
どうしても語学力を磨きたくて、短期留学しました。
なけなしの全財産をつぎ込んで。


聞こえよく言うなれば、「貧乏」と引き換えに「経験」を買いました。

聞こえ悪く言うなれば、無鉄砲に人生を謳歌し過ぎちゃいました(笑)



でもね、そのお金がなさ過ぎる極限状態が教えてくれたことが本当に尊いのです。


短期の語学留学から帰国してから数週間、本当に本当にお金がなくて、塩かけごはんとか醤油かけごはんとか、基本的に調味料+白いごはんという組み合わせでどうにか生き延びるぐらいお財布事情が寂しかったんですよ。


そんな時に事件は起きる!


シャンプーがない!!!!


ほら?
髪は女の命じゃないですか?

んで、当時、夏だったもんで、フツーに汗かきまくるわけよね。

ひもじい食事はどうにか我慢できても、臭う頭髪は我慢ならない。


私は困り果てたわけよ。

お財布には100円玉1枚と10円玉3枚ぐらいしかなかったもんで、それじゃあ旅行用のシャンプーも買えないのね。
……もはや絶望的。

だから、ない頭を捻りまくって考えたよね。


お金がないけど、どうにかこうにかシャンプーをゲットする方法を。

そしたら、この恵まれた国ニッポンでは、全財産130円でもシャンプーを手に入れる方法があるんですよ!!!


ピカーン!!!

シャンプーのゲット法①
あちらこちらのお店で試供品をもらいまくる!!(笑)

シャンプーのゲット法②
お財布の中身をもう一度確認すべし!!!

な、なんとー!

私のお財布の中身にはマツキヨさまのポイントカードがあったのだ!!!!!

後にポイントで1000円分ぐらいの商品がゲットできることがわかりました。

おかげさまで翌月の仕送りまでのシャンプーを手に入れることができましたよ。


私はこの貧乏過ぎる極限体験をしたことによって、「悪あがき」の大切さを学びました。


「できない」
「ないない」
……って思っていることでも、悪あがきしてよく頭を使ってみたら、案外すんなり実現できることっていっぱいある。



私がこの「悪あがき癖」があったおかげで実現できたこと。

・面接者の中でTOEICのスコアが最下位で、4年のニート期間(専業主婦期間)があるバツイチ女でも世界の名だたる外資金融に転職できた。

・「婚活界にはいい男が全くいないんですけどーーー(泣)」
 と絶望的な気持ちになった夜は数えきれないけど、あの手この手を駆使して、最高にいい男と再婚できた。



諦めるのは、簡単。

だけど、人生諦めたくないなら、時には悪あがきが必要。

諸君よ、
「奇跡」を起こしたいのなら、とことん悪あがきしたまえ!





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2015-09-17