ぶっちゃけはっちゃけ……
「ときめき」には限界がある。

もっと言ってしまうなら、
何十年と続く結婚生活には「ときめき」は不要とすら思う。

というか、そんなの長続きせんからf^_^;


例えロミオとジュリエットばりの大恋愛に堕ちて、この人のためなら死んでもいいぐらいの愛に溺れたとしても。

例え中2からの10数年の片思いを実らせ、純愛の末に結婚できたとしても。

例え101回目のプロポーズでやっとの思いで結婚できたとしても。
↑例えが古いかしら?(笑)

例え泥沼婚活を乗り越えて、決死の思いで掴みとった結婚だったとしても。

例え「彼以上の人なんているわけがない!」と思えるぐらいイイ男を捕まえ例えとしても。


そこにあったはずの「ときめき」は長続きしないんですよ。
これ、脳科学的な現実。


それでもだ。
いつも隣にいるパートナーが誰よりも愛おしい理由がある。


それはね、浮ついた恋心なんかじゃなくて、1歩ずつ地道に積み上げた軌跡があるから。

恋は一瞬で人の心を奪うけど、愛には深く刻み込まれた歴史がある。

恋は新鮮だけど、愛には奥深さがある。


結婚は面倒臭いことも多いわけ。
思い通りにならないことだって多いし。
パートナーについついイラっとしてしまう日だってある。

だけど、そういう綺麗事じゃない部分も乗り越えて、それでも一緒に歩み続けることに意義あるのよ。

たくさんの葛藤や苦労や喜びを一緒に乗り越えていくからこそ、確固たる絆が結ばれていく。

そして、夫婦の経験値がある一定レベルを超えたとき、恋愛初期の「ときめき」は「安心」に変わるもの。

相手を想うとなぜか切なくて、1分1秒でも一緒にいたくて、「私のこと、どう思ってるんだろう?」みたいな恋患い特有のまるでラブソング的な「不安定」を純愛だと錯覚してしまう人も多いけど、そうじゃないんですよ。


長年一緒に歩んで、
だからこそ、「ときめき」が「安心」に変わっていって。

その「安心」こそが本物の愛なんだと思うのよね。


現実語るなら……
新婚ホヤホヤのあまーい生活なんて、最初だけですから(笑)


結婚の醍醐味は、
「ときめき」と引き換えに「安心」という名の穏やかな愛を育んでいくことなのだから。


ときめきレスのパートナーが誰よりも愛おしい理由は、そこに「安心」があるから。