私が合コン幹事をするとき、心がけていたあざとい戦略。

自分がナンバー2かナンバー3になるように、人選すること。


よく言うじゃない?
幹事マックスの法則的な。

しかしながら、私のあざとい戦略でいうなら、ナンバー1よりも美味しい立ち位置はナンバー2、3なんですよ。


理由は、男の人間関係は「たて社会」だから。

女のマウンティングもよく聞くけど、
男のマウンティングはもっと過酷です。

男社会は、年齢(学年)、社会的地位などで序列があるんですよね。

その序列を無視して、1番人気の美女を口説く若輩者は総スカンを食らってしまいます。
だから、出世する男ほど、目上の先輩をヨイショするし、先輩が気持ちよく飲めるように試行錯誤しているもの。

アニキをスルーするなんてことは、あってはならない由々しきご法度。


女子はその辺の理解が乏しい。
なぜなら、女社会は「よこ並び文化」だから。

合コン界に女の序列なんかないんですよ。
先輩と気に入っている人がカブったとしても、後輩だから諦めなければならないなんてルールはありません。

女は年齢や年次の違いがあったとしても、1歩会社を出たら、対等です。
むしろ先輩の方が気を使って「私はいいから(若い子と張り合う自信ないわーぐらいのノリ)」なんて身を引いたりするケースもあるぐらい。


そんなわけでですね、女はナンバー1になってしまうと、その会のナンバー1(序列トップの先輩)にロックオンされてしまい、身動きが取れないケースもしばしば。。。

しかしながら、「男社会の序列トップ=イイ男」とは限らないんだよね〜。

むしろ1番若手でとにかく周りに気配りしている男性が素敵だったりすることも多いわけで。。。

そんなとき、中間層(ナンバー2)の女子がササっと隣の席をキープして、
「気配りがすごい!」なんて褒め殺しをしておけば、水面下で恋が発展することもあるわけよ。

まさに美味しいとこどりじゃない?


というわけで、私が幹事をする合コンはぶっちぎりのナンバー1(モデル級の美女)がアサインされていることが多かったもので、「あの子が幹事の合コンは可愛い子が多い」という評判も上々。
そうなると、男性幹事が集めてくる男子のレベルも必然的に上がってくるという、まさに一石三鳥でした。


幹事マックスなんて今どき流行らないのよ。
それが見え透いていると、なんかおサムい女幹事になっちゃうし、次回の合コンにも繋がらない。

その会で1番人気を目指すよりも、「1番幸せになる女」を目指した方が建設的じゃない?


★LINEで更新通知を受け取ることができます!



 ★書籍も好評発売中!
 
2015-09-17