巷ではよく言われてるじゃないですか?

「結婚は墓場だ」とか、
「結婚は忍耐だ」とか。


まぁ、あながち間違いではないと思うけど、そうじゃないハッピーな既婚者も大勢いるわけです。

結婚が墓場(忍耐)になってしまう人と、それなりにうまくやってく人との違いが何なのか?をまとめてみたいと思います。


もちろんね、元は赤の他人同士が一緒に暮らすんだから、小さな価値観の違いは山ほどありますとも。
その小さな違いが積もり積もって、大爆発する人も、大爆発できずに鬱になる人もいるよね。


我が家の話でいうなら、
私はトイレの蓋は閉めてほしい派なんですけどね、結婚当初、蓋が閉まってないどころか便座が上がってたんですよ(((( ;゚д゚)))
最初は「仕方がないかな」と片目をつぶって黙ってましたけど、それがずっと続いてさ、しまいには寝ぼけてて間違って冷たい便器に座ってしまった日には「キーーーっ!」と発狂したくなるほどのストレスになることもあるんだよね(;´Д`) 

週1ぐらいしか会わない恋人時代なら、どうでもええと思えていたことでも、それが365日、毎日となったら、我慢ならないこともあるんです。

で、決心して、主人を説得しましたとも。
「トイレの蓋を閉めてくれ!便座が上がってるなんて論外なんだ(ノ`Д´)ノ」と。

その後も便座が上がりっぱなしのことが何度もありましたけど、鬼嫁にその度にキーキー!言われ続けた主人は1年ぐらいかけてトイレの蓋を閉めてくれる男になりました(笑)


そう。
一緒に暮らしたら、「え?」と違和感を感じることも、思わず瞬間沸騰してイラっとしてしまうことも、ムカつき過ぎて愛を忘れることも、「もう離婚だ!」と叫ぶことも、そりゃありますとも(笑)

でもね、そんなとき一時の感情だけで「別れる!」とならないのが結婚なんだと思うのよね。

でも、違和感やイラつきをそのまま飲み込み続けたら、病気になっちゃうじゃない?

仙人なら「心を広く持て!」「視点を変えろ!」ぐらいのことを言いそうだけど、私は仙人じゃないから、心が狭いんです。
いきなりそんなこと言われても、無理なんだよ。


だから、大事なことは、腹を割って話し合うことだと思うんだよね。

「わかってほしい」「察してほしい」とひたすら念力を送っても、一生報われることはないので、きちんと分かりやすい言葉にして伝えないと、絶対に伝わらないし、自分が自滅するだけですわ。


例え、すぐに改善されなかったとしても、女って気持ちを分かってもらえたら、それで満足できちゃう部分もあると思うのよ。

トイレの蓋問題で発狂してモーレツに苦情を伝えたときも、その翌日にはやっぱりトイレの便座が上がったままでしたよΣ(゚д゚;)
でも、「それが私は超嫌なんだ!」って話をコンコンと聞いてもらえたおかげで、ちょいイラぐらいで済むようになって、1年ぐらい苦情を伝え続けたら、今やトイレの蓋は完璧に閉まっているようになりました(笑) 


もちろん忍耐が全く不要なんて結婚はないと思うよ。
他人同士が一緒に暮らすんだから。

だけど、その結婚生活で忍耐で自分が潰れないためには、話し合える相手と結婚することが大事だと思うんだよね。

よく「価値観が合う人」と結婚したいって人が大勢いるけど、もちろん価値観が似ている人はいるかもしれない。
でも、完全一致するなんてことはあり得ないんですよ。

だって、1つ屋根の下で何十年も一緒に暮らした家族や兄弟ですら、価値観が違ってて喧嘩になることだってあるんだから。


大事なことは、価値観が違ってて、多少スレ違ったとしても、
腹を割って話し合うことで互いを理解して、歩み寄ること。 

というわけで、忍耐に溺れない結婚生活を送るために大事な相手選びは、「話し合える」相手を選ぶこと。