よく恋愛っていうけど、
私は恋と愛は違うと思ってるんですよ。

その違いはそこに意志があるかどうか。

いつの間にか彼を視線で追っていた。
気づいたら彼のことを考えていた。
彼が他の女性と仲良くしていたら、なぜかモヤっとしている自分に気づいた。

意図せず落ちてしまうのが恋ってものなんですよ。


だけど、愛は違うんです。
「何があっても一緒にいたい」
という気持ちを継続できるように歩み寄る努力を積み重ねることだと思うのよね。


2回ほど結婚してて、泥沼離婚劇も経験して、酸いも甘いも経験してきた私から言わせれば……

恋心って放っておいたら、いつか冷めます。
脳科学的には、恋愛感情の賞味期限は4年と言われておりますけど、2〜3年付き合ったところで相手の嫌な一面が見えてくるんですよ。
いつまでも恋は盲目でいられず、付き合いが長くなるほどに視力がグングンあがってしまい、嫌なところが見え過ぎてしまうんですよ。

それでもずっと一緒にいるには「愛」を貫く覚悟が必要なんだと思います。

「愛情」って言葉があるけど、長年連れ添った夫婦には「情」の部分も大きいと思うのよね。
例えば、うちの両親を見ていると。


恋はいつのまにかしているものだけど、愛はそうはいかないよ。

永遠に愛を続けようと思うのなら、それ相応の覚悟と努力が必要だと思うから。

でも、その難しい愛を積み上げていくからこそ「運命の相手」になるんじゃないか?と思うんだわ。


2015-09-17