ここ数年の私、大変ありがたいご縁に恵まれております


「いいな~!」
「かっこいいな~!」
「素敵だな~!」
「尊敬するな~!」
「こういう風に生きたいな~!」
と、純粋に憧れる方々だったり。


「うぉー!こういうお家を建ててみたーい!」
「このお家についてるバカラのシャンデリア、素敵過ぎる!!
 しかーし、このシャンデリアをつけるには天井高4mぐらいは必要よね?
 そして、三越で何気なく見たバカラのシャンデリア265万円なり。
 我が家の天井高も家計も撃沈。チーン
「趣味なのに、3000万円のヴァイオリン買ったの?マジ?
 しかーし、やっぱり3000万円の音色は格別だ~!素敵~
と、私の野心と欲望を刺激してくれる方々だったり(笑)


そう、意外とね、雲の上の上の天上界の方々にもご縁をいただくことが多かったんですよね。


そして、彼ら彼女たちと接していて、気がついたこと

寄り添う心がとても温かいということ

もう少し噛み砕いて言うと、
自分と異なる人、違った考えを柔軟に受け入れる大きな器があるということ。


例えばね、昨日ブログに登場する風水界の大物先生の話。

「北東方向に向かって、大きく駆け出していくお馬さんの置物がいい。
 イメージはバカラだけど、その辺の雑貨屋さんに売っているバカラもどきでも十分。」
というお話のされ方をします。

「バカラのお馬さんを買ってみたら?」
と伝えるのは簡単です。

その先生のお家にもバカラがおいてあったからこそ、「これがいいわよ!」とオススメしたい気持ちもあると思うんですよ。

でもね、彼女はそういう言い方はしません。
「バカラもどきでもいいと思うわ。」と一言添えるんです。

だって、バカラのお馬さん、ガラスの塊にしちゃ、すっごい高額だからさー

「買えば?」って言われて、サクっと買えない人だって、ウッと息がつまりそうになる人だって、世の中にはたくさんいると思う。
↑ちなみに、私は値段を見てウッと息がつまりメンタルが瀕死の重傷を負いながらも、「これは投資じゃ!来年の我が家はもっと発展させるんじゃ!」と自分を言い聞かせて(?)、清水の舞台から飛び降りる心意気で、お買い上げしましたよ(笑)

だからこそ、自分とは違う境遇の人たちの心にも寄り添って、「雑貨屋さんの安物でもいいの。」と一言添えるのだと私は勝手に解釈しました。

そういう寄り添う心があるからこそ、本を何十冊も出せて、たくさんの人々の支持を受けるのだろう。

たくさんの人々から『感謝』されているからこそ、彼女の元にはその感謝がお金に変わって舞い込んできていて、今のお家から倍の広さのお家にお引越しするに至ったんだろうな~とも思うのよ。



私がテレビ局に勤務していたとき、とあるプロデューサーが語った印象的な話があります。

「テレビの視聴者は、99%庶民なんだよ。
 だから、庶民を応援する内容の番組でなくてはならない。
 または、庶民が知りたい内容でなくてはならない。
 高い視聴率の番組を作るには、庶民の心に寄り添うことが必要だ。
 だから、うちの会社って、すっごいお坊ちゃんとかお嬢ちゃんは制作現場に配属されないのかもね?」

真意は分かりませんが、毎年慶応幼稚舎上がりのご子息だとか、上場企業の創業一族のご子息だとか、大物芸能人に二世だとかが、同期に1人ぐらいは必ずいます。

テレビ局にはね、「実家は港区で8LDKです。」
なんてサラッと言う同僚がいるんですよ。

だけどね、そういう人たちって、ガッツリ番組を制作する部署に配属になっていなくて、営業系とか総務人事系に配属されていることも多くてですね。

プロデューサーが付け加えたことは、
「庶民とかけ離れているお坊ちゃんお嬢ちゃんはコネ入社したとしても、結局、庶民の気持ちが分からないから、制作現場にはおかないんだよ。」という話。



別の話をすると、私はユニクロが大好きですが、ユニクロ社長の柳井さんも庶民の気持ちに敏感で寄り添う心があるからこそ、ヒット商品をバンバン出すことができると思うわけね。

要するに、多くの庶民の心を無視したら、売れる商品なんて作れないでしょ?

だって、買う人がたくさんいて、買う人の『感謝』の気持ちが集まりまくった結果、世界的アパレルメーカーに発展したんだと思うから。



そんでね、改めて思ったこと

自分がどんなに恵まれた環境にいたとしても、違った境遇、違った価値観、違った環境を受け入れる心、すなわち『寄り添う心』がある大物って、めちゃくちゃかっこいい



「私もいつかこういう人たちに続く人間になりたい。」
と切に願い、

「どんなに我が家が発展したとしても、バカラのお馬さんの決死の覚悟(?)でお会い上げしたあの日の気持ちを忘れてはならない。」
と心に誓い、

もっと言うなら、
「田舎でくすぶっていた時代があるからこそ、『今』があること」
「学生のとき、仕送り使い果たして、1週間、塩かけご飯で過ごしたしょっぱい日々(笑)」
「シャンプーを買うお金がなくて困っていたとき、マツキヨのポイントが残っていることに気づいて、マツキヨポイントでシャンプーをGETできたときの感動と喜び(笑)」

そんな思い出たちが実は宝物なのだということを忘れないでおこう
と思った今日この頃なのでした。




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