「35歳以上で独身だと、何か隠れた難アリ事項があるんじゃないか?」
これは世間がよく囁くことである。
かくいう私も20代の頃は、35歳神話に踊らされていた口だ。
「20代のうちに結婚したい。」
という思いが強く、実際の結婚生活のイメージも戦略もないままに、慌てて結婚して、大失敗したというのは、このブログの読者さまであれば周知の事実(笑)
でも、少しだけ大人になった私は思うのだ。
結婚適齢期とは、人それぞれなのではないか、と。
「結婚したい」と本気で願ったときこそが、その人の結婚適齢期なのである。
だってさ、「周りが結婚し始めたから」という理由で、親から妙なプレッシャーをかけられて、全く気が進まないお見合いをして、さして好きでもない人と結婚したところで幸せになれないかもしれないじゃん?
焦って、貧乏くじ的な男と結婚しちゃうなんて喜劇じゃない?
たまに、
「そもそも本当に結婚したいのかどうか、よくわからない。」とか言いながら、婚活に挑んでいる人がいるけど、心から結婚を望んでいるわけじゃないのに、己のお金や時間を使いまくって、努力したところで息切れして当たり前ですよ。
近現代の幸せのカタチは十人十色。
「生涯未婚を貫く人も今後増えていくのではないか?」とも言われているし、私はお一人様でいることは決して不幸だとは思わない。
どこかの政治家が「女は産む機械」と発言して大バッシングを食らっていた記憶があるけど、女の人生子供を産むことだけがすべてじゃないとも思うわけですよ。
もちろん我が子がくれる喜びはたくさんあるけど、「子供がいない」ことによって得られることだって実際にはたくさんあると思うからさ。
なんだかんだ言っても、
良きも悪いもよくできていて、プラスマイナス0なんじゃないか?
と、最近はふと思う。
そして、さらに付け加えるなら、
「本気で結婚したい」と思ったなら、きっと結婚できるはずだとも思っている。
国勢調査の結果によると、35歳まで独身だった女性が結婚できる可能性は2%以下らしい。
でも、本気だったら、是が非でもその2%に入れると思うわけよ。
もちろん20代の若い女子と同じ戦略で、20代女子と同じ合コンに参加して、20代女子が狙うであろう層を狙ったら、そりゃかなり難しいものがある。
だけど、出会う場所を工夫したりとか、大人だからできることを上手にアピールしたり。
もっと言うなら、
20歳年上の人を対象にすれば、どんな女性だって若い女に君臨できるわけ。
男友達に男性不妊が原因で離婚した人がいる。
どうやら彼は結婚後に無精子症であることがわかったらしく、どうしても子供が欲しかった奥様とはギクシャクして別れることになったらしい。
そんな彼は「むしろシングルマザーと結婚したい」と語っていた。
世間一般的には、シングルマザーの再婚にはそれなりのハードルがあると思うけど、彼みたいなタイプを選べば、案外すんなり再婚に至るのかもしれない。
本気で結婚がしたいなら、手段を選んでいる場合じゃないのだ。
そして、
手段を選ばない女と男選びを間違えない女は、
きっといくつになったって結婚できるはずである。
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