私自身、拙著のタイトルにあるように、とにかく「いい女」になりたくて、迷走してきた節がある(笑)
だけど、若かりし頃の私は、外面ばっかり磨いて、内面を思いっきり無視してきたのよ。
それが1番大事なのにね。
CamcanとかJJみたいなピンク系雑誌を完コピして、カード請求におったまげたり。
↑雑誌の着回し特集を完コピしようとすると、月に50万ぐらいかかります。
フツーのOLにはそんなのムリだから!(^^;;
「整形しようかな?」と夜な夜なネットサーフィンして、整形失敗や後遺症の事例を見つけてしまい、怖くてそこまでは踏ん切れなかったり。
前歯をオール差し歯(芸能人の歯)にしようとして、歯科医師の先生に全力でとめられて、踏みとどまったり。
おしゃれ系お料理教室にいくつも通ったのに、未だに料理はそんなに得意じゃなかったり。
「お花を生けられる私ってステキ!」なんつって、100万円以上かけて講師資格まで取得したのに、男性陣からは見事にスルーされたり。
(いや、社交辞令的に「すごいね!」とか言われたことはありますが、それ以上の会話の飛躍はナシ!)
……もはや失敗談のネタだけで、本が10冊ぐらい書けそうな勢いで迷走して参りました、私(笑)
そんでとことん迷走して、だんだん「あれは無駄だった」「それも無駄だった」「あれは間違った女磨きだった」と多くのことに気づいたのだ。
上っ面女磨きなんて諸刃の剣である。
……と今なら確信を持って言える。
それよりも1000000倍大事なことがあって、
それはね、
「ダメなところもあるし、万能でもないけど、それでも私だって、そこそこイケてる!」
……と適度な自信を持つことなのだ。
いい恋愛をしたかったら、高い自尊心を!!!
ってありとあらゆるところで叫ばれている気がするけど、私なりの解釈を付け加えるとするなら、
本物の自尊心(=自信)とは、
適量でなければ、イタイという現実よ(笑)
だってさ、「街ゆく人がみんな私を見て振り返ってくる~!」みたいな自意識過剰って、聞いてるこっちが歯がゆくならない?
本物の自信とは、まずダメなところも至らないところも真摯に受け入れるところから始まると思うのよ。
「顔の造作的に絶世の美女ではないけど、よく見たら可愛いところだってある!」とか、
「出身大学は〇〇程度だけど、読書好きだから、雑学とお笑いは得意よ!」とか、
……ぐらいの程よい自信が1番モテるのだ。
そんな私はもちろんある程度の自信はあるけど、何かにつまづいたり、想定外のミスをしたり、うまくいかないことが起きると、「あぁ、やっぱり私ってダメかも。」とついつい思ってしまうことはよくある。
今日は娘ちゃんの習い事関連で準備ミスがあって、「あぁ、そもそも私ってダメママかも。」と若干凹んだわ(笑)
だけど、ダメなところもあるけど、完璧じゃないけど、
「私だってそこそこイケてるよね!」
「いや、私なりに頑張ってるもん!」
「ダメなところも親近感湧いてくるでしょう?」
……と開き直るいいかげんさと勇気がきっと己を救うのだ。
私が思うに、
みんな大なり小なりコンプレックスなり心の宿題を抱えていて、
自尊心とは、日々の揺らぎながら、せめぎ合いながら、自問自答を繰り返しながら、育んでいくものなんだと思う。
「〇〇ができたから」
「〇〇に合格したから」
「結婚したから」
「彼氏ができたから」
理由付けあっての自尊心は、何かが起これば簡単に揺らいでしまう。
そうじゃなくって、
ダメな自分にもOKを出せることこそが本物の自尊心なのだ。
そんでもって、
「ダメな自分だって、そこそこイケてるもん!」
と開き直るには……
やっぱり「いいかげんさ」が必要よ(笑)
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