多くの女は「高嶺の花」に憧れるけど、
多くの男が最後に選ぶ女は「素朴な女」なのだ。
私もさ、若かりし頃はキバって「都会の女」を気取ろうとしてましたよ。
というのもね、私はド田舎育ちでして、都会に憧れて上京したものの、都会コンプレックスがあったわけ。
「イモ臭い茨城弁がダサい。」とかさ、
「新幹線のしょぼい版みたいなスーパーひたちって、なんかダサくない?」とかさ、
※スーパーひたちとは上野~水戸間の特急電車です。
「水戸にはルイヴィトンの直営店すらなくて、ヴィトンは微妙なリサイクルショップでしか買えないってどういうこと?」とか。
※今現在は私の故郷にもルイヴィトンの直営店ができたそうですが、私が高校生の頃はありませんでした。
……等々。
自分の田舎育ちをめっちゃダサいと思っていたし、思いっきり卑下してたわけね。
んで、その反動で必死こいて「都会の女」を気取ろうとしていた時期があるわけよ。
それはもう一生懸命、美しい標準語をしゃべろうとしたり、お金もないくせに表参道やら渋谷、恵比寿辺りの裏道にある芸能人御用達のお店の常連になって、店員さんと親しくなったり、お買い物をする際はそれは「都会の女が選ぶものかどうか?」なんて視点ばかりが先行したり。。。
私の中では、
「高嶺の花=都会の女」っていう大きな勘違いも手伝っちゃって、それはもう痛い痛い(笑)
そんでさぁ、
超無理して「都会の女」を気取るだけじゃなくてさ、「高級な女」にもなりたくねぇ。。。
実は私、アルコールが苦手な体質(その場はよくても翌朝体調不良になってしまう)なのですが、キバって「泡が好き」とか言ってみたり、ワインの勉強もしたよね。
んで、調子に乗って「ボルドーが~」とか「ブルゴーニュが~」とか、さして知識もないし、ワインの味も香りも全然わからないくせに、聞こえがいい単語をただ発したかっただけで、かっこつけようとしたり。。。
もうね、今の私が過去の私を見たら、あまりにも滑稽過ぎて、完全にアチャーーーーー!!!って感じですよ(笑)
そいでね、それもこれも「イイ男に選ばれる私」でありたかったからなんですね。
「イイ男はきっと都会育ちのお嬢様が好きなんだろう。」
「イイ男はきっとワインに詳しいお姉さまが好きなんだろう。」
……って、どんな思い込みやねん?
しかもさ、若い頃って、恐ろしいぐらい思い込みが激しかったんですよ、私。
「そんなわけないだろうよ?」
ってことを本気で信じ込んで、間違った方向で決死の努力ができちゃうんだから、若いって素晴らしいというか、喜劇というか。。。
そんなこんなで、目も当てられないぐらい痛い過去がある私なんですがね。。。
数々の失敗を繰り返して気づいたことは、
等身大の私が1番モテるってことですよ。
田舎育ちなら、田舎育ちを生かした素朴な女ブランディングが超効果的だし。
「私、お酒はそんなに得意じゃないんです。」
と正直に伝えておいた方が後々己のためになるし、そういうのを可愛いって言ってくれる男性だっているんですよ。
無理してお酒をあおって、体調不良になるってバカみたいじゃないですか。
「一緒に深酒できるタイプの女性が好き」とか言っている男性と結ばれたところで、自分が苦しいだけじゃん?
それに何よりもね、
恋愛市場でチヤホヤされる女っていうのは、
「高嶺の花」だったり「小悪魔美女」だったりするんですけど。
婚活市場で最後に選ばれる女っていうのは、
「素朴でホッと癒される女」であり、「良妻賢母な女」だったりするわけ。
安月給のくせに高級ワインをあおる女は、選ばれないからーーーーー!!!!!
単なるOLのくせに西麻布の高級店が行きつけの女とか、恐ろしくて手が出せないからーーーーー!!!!!
↑それが「都会の女ぶりたいだけ」とか、気づかれんしね(笑)
最後の女に選ばれたいあなたがとるべきセルフプロデュースとは、
「高嶺の花」ブランディングではない。
むしろ男から見たハードルを下げる
「素朴な女」ブランディングなのである。
それにはさ、
やっぱり等身大の自分を認めてあげることよね♡
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