「 "なぜの追求" が足りないよ!」

テレビ局の採用試験に向け、自己PRと志望動機を元バイト先の先輩(現役新聞記者)に見せたとき、先輩の第一声はこれだった気がする。

これでも足りない頭を使って必死こいて書き上げたもんだったんですよ。
それを真っ向から全否定されて、まだまだウブだった私はいきなり崖から突き落とされた気分よね。

まぁね、どこにでもいそうな自己PRと上っ面志望動機で大勝負に出ようとしてたもんで、「そんなんじゃ絶対無理だよ!」と愛のムチを振りかざしてくれたわけなんですがね、先輩は。

普段は超優しい先輩なのですが、こと書物ってなると、超絶に手厳しくて、軽く泣きそうになりながら、あり得ないぐらいスパルタンな暴言を吐かれながら、添削をしていただいたことがめちゃくちゃ懐かしい思い出です。


しかし、この一言(=世紀の大指摘)がその後の人生を彩り豊かなものに変えていく礎になったので、今となっては先輩に感謝の気持ちしかないけどね。


若かりし頃の私も含めて、多くの人々は物事を浅く捉え過ぎていて、「それはなぜ?」と考えることを省略してしまっている。

だって、面倒臭いから。

「〇〇はそういうものだから。」
と常識をすんなり受け入れる方がずっと楽チンで、イチイチ「なんで?」「どうして?」って考えを巡らせていると疲れるじゃん?

ま、サラリーマンとして世渡り上手に変な敵も作らず平凡に定年を迎えたいとでも思うのなら、社会や会社に流されている方がうまくことだってある。

しかし、己の人生において絶対に省略しない方がいいことは、己を知ることだ。


「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
ってよく言うでしょう?


でも、彼を知ろう(=知りたい)という思いは強くても、己を見落としてしまう人って本当に多い。

↑特に恋愛でこの失敗をしている人ってめちゃくちゃ多い。



ハッピーな恋愛をするのに、
1番大切なことは「自分」を知ることなんですよ。

彼を知るのは自分を知った後の話でしょ。

んで、自分を知るために必要なのが、
「なぜの追求」なんですよ。




何気なく当たり前だと思っている常識を疑ってかかってみると、見えてくるもんがたくさんあるんですよ。

そんで無駄な執着や固執を捨ててみると、案外楽に生きられるかもよ?




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